『トロンボーン吹けるのかしら』

実は先々週末に虫歯治療中の奥歯を自力で割ってしまい先週末に抜歯となりまして(しかもここ数年で2度目)ヒリヒリとした日々を過ごしています。しかもその抜歯が超難物だったらしくお医者に『ここ最近やった仕事のチャンピオン』と言われてしまいましたよ。
つまり齢半世紀チョイにして左下奥歯を後ろから2本も失うという悲しい事態。「幸い今のところ他の歯はしっかりしてるしご飯食べられればとりあえず様子見で大丈夫でしょう!」と空元気も元気みたいなコメントをいただいたのですが、目下の心配は『トロンボーン吹けるのかしら』。
管楽器演奏を仕事にしている人は勿論、趣味で演奏している人にとっても歯は命。ヘタレなアマチュアとはいえ、この年齢で市松模様のボードをバックに引退会見を開いて「歯の限界! 今後のことはまだ考えてません。今まで応援いただきありがとうございました泣」とか言うのはイヤだなぁと思いつつ痛みや微妙な腫れもあって楽器は吹かずに過ごしたここ数日。
今日は腫れが少し引いたのと、スルスルと月刊誌やフライヤのデータ入稿が進んだこともあり、休憩がてらトロンボーンを出して吹いてみたら、アラ奥さん全く影響がありませんのヨ。
マウスピースが大きめなリップリード楽器とはいえ、マウスピースが当たるのは実際は上下の前歯(唇)の一部だし、だいたいプレスではなく支える程度で良いし、アンブシュアを整える部分の裏の歯は全部あるので問題ナシでした。まだまだ引退しませんよ。相当ヘタレですが吹きますよトロンボーン。
あとは抜糸して痛みが取れれば完全復活だと思います。現場からは以上です。