ケニアからの便り

ボクの親友のshiroは今、ケニアはナイロビで日本人学校の先生をしています。いつも大胆不敵なことをしでかすのでビックリさせられるんだけど、「オレ、ケニア行くけ〜の（讃岐弁）。」って初めて言われたときは絶句しました。それまでは瀬戸内海に浮かぶ満天の星が降る島で教師をしていた男です。
彼とはボクが中二で高松に越して来て以来の一番の仲良しです。ラッパがとっても上手くて、なんでも新しい事を誰よりも早く知ってて、それなのに風貌は孫悟空みたい、体力も並外れてて、とにかく人気者で。常にボクの憧れの的でした。彼の教えてくれた世界をなぞるのに必死になってました。
彼は音大に進み、ボクも大学に進み、一緒に上京してきました。
そして彼は教師となり、ボクはデザイナーになりました。
今でもshiroはボクよりちょっと前を進み、ボクは彼の教えてくれる新しい世界に驚き、なぞってカタチにしていきます。

そんな彼は今、写真を撮っているそうです。shiroの目を通したアフリカの風景や生き物、是非見てみたいなぁ。

動物にちなんで、今日の紹介は一昨年前にデザインした本。結構特急で作ったような気が。イラストかっこいいよね。

野生動物観察事典