先日紹介した古書をモチーフにした本のデザインが決定。今、下版*1準備をしています。
写真は出力したカバーデータを「束見本」という大きさと厚さが正しい、中身は真っ白のダミーに切って巻いたものです。まだ完成してませんよ。作成したデータの寸法が合っているか確かめているのです。
印刷所に渡すのはカバーの展開データ以外に表紙、総扉、帯*2の展開データを用意します。それに使用する用紙、インク、しおり*3、花ぎれ*4などを指定した仕様書を付けます。
紙や刷り色などを選ぶのは本当に楽しい作業なのですが、編集から「こんな紙やインク使ったら赤字っすよ！」と泣かれない程度の物を選びます。ここがボクらがプロフェッショナル（ご飯を食うための技術）な部分です。予算内でそれ以上の効果を効率良く狙います。ベンザムだっけ、「最小ナントカの最大幸福」って。まぁ、ソレです。
今回も写真はtomoちゃんに撮ってもらいました。渋い！ バックはただの黒いボール紙です。安い！
