Science Fiction Club

ひょんなことからSFを数冊読むことになった。
先日、某雑誌の編集部とジンギスカンを喰らいに行ったときSFの話題になって、みんなスンゴク盛り上がってるのにボクだけ取り残されちゃって悲しかったのだ。
「オ、オイラもSF読むもん!」
「え、読むんすか? SMじゃないっすよ。」「そっちはまた今度!」*1
次の日、SF博士のn-yujiくんが『SF基本セット』なる3冊を持ってきた。
「昔は士農工商犬SFと言いまして」
「イヌは士農工商より上だろ」
「それはあんただけだ。大体今イヌの話してないし〜」
ドサっと渡されたのは『ソラリスの陽のもとに』『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』『華氏451度』。古典だそうです。かろうじて、全部タイトルは知ってる。ソラリスは昔、芥川也寸志が何かのエッセイで映画のこと書いていたな。海自体が生物の惑星のハナシだっけか。
「いいですか、SFってのは要は変態の哲学ですから。ソラリス読んで拒絶反応出たら、ほかは読まないでください。まっすぐ大人になった人には向きません」
つまりSMと大差ないということか(読んだことないけど)。
っちゅーことでソラリスを半分読み進めたところです。謎が謎を呼んでいい感じになってきました。何か昔Macにおまけで付いてきた『MYST』ってゲームを思い出した。そんな感想をn-yujiくんに言ったら「そうかも」と返された。*2
確かに変態エロに向かう展開も考えられる雰囲気になりつつあります。n-yujiくん、ボクはムッツリ変態なので、この先も多分♪チャーラー!ヘェチャラー!!です。

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)
作者: スタニスワフ・レム, 飯田規和,
メーカー/出版社: 早川書房
発売日: 1977/04

MYST(ミスト) - PSP

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*1:この行はフィクションです。

*2:これは別に変態ではない