お客様に感謝の意を込めまして

otoshimono2006-10-16

先日のSFCの演奏会に来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。動員数としては昨年と同数くらいでしたが、それぞれのメンバーの知り合いにいつもより多く来ていただいたようで、終演後ウレシそうに談笑したりプレゼントを受け取ったりするメンバーの姿が多く見られました。とても有り難い事です。
また、ボクたちの演奏会は多くの常連の方にも支えられています。アンケートを書いていただいた方には毎年招待状をお送りしているのですが、「絶対今年も行きますよ」と電話をいただいた方もいらっしゃって、これも本当に有り難い事です。「今年は行けないんだ。囲碁の会とぶつかっちゃってねぇ。招待状せっかく頂いたのに申し訳ないねえ。次の演奏会はいつかね」とわざわざ問い合わせをいただいた方もいます。
また、「金管まつり」等の他のイベントで我々を知っていただいて来てくださる方や、チラシや新聞・雑誌の告知等を見て来ていただいた方もいらっしゃいます。当日劇場の前をたまたま通って、興味を持たれて来場いただいた方もいたと受け付けスタッフからも効きました。いずれもボクたちの演奏活動にご理解を頂いて、本当に団員一同これ以上の喜びはありません。

ところで、ボクたちの演奏会は入場料が無料な訳ですが、それにはいくつか理由があります。
ボクたちはアマチュアの演奏団体です。演奏を聴いていただいてみなさんに喜んでもらうのが何よりも楽しくて活動しています。ボクたちは学生を除いて全てのメンバーが何かしら楽器演奏とは別の仕事を持って生活をしていますから、演奏活動で利益を得る事を考えていません。また、老若男女問わずできるだけ多くの方に演奏を聴いていただきたいと思っています。会場の後ろの方に車椅子用のスペースを開けて、ご案内しているのもそういった理由です。
演奏中、幼いお子さんや障害者の方の声があがることも勿論あります。お客様の中にはそういった声などが観賞の妨げになるとして苦言を呈する方もおられます。ボクたちの演奏を真剣に観賞していただいている事は本当に嬉しく想いますし、こういった類いの演奏会には一般的なマナーがいくつかあることも承知しています。
とはいえ、幼いお子さんをお持ちの方や、心身に何かしらのハンディを持たれている方、またそれをサポートされる方にも、親子用のイベントや施設での慰問演奏会だけでなく、こういった素晴らしい会場での演奏会を気楽に体験していただきたい〜〜〜これもメンバーの正直な気持ちなのです。事実、それらに対する感謝の言葉も多く頂いております。
ボクたちはそれぞれのお客様に支えられてやってきていますが、それぞれのお客様を分け隔てて演奏会を開く事は、現在のボクたちにはチョット難しいのです。
とはいえ、会場の皆さんがより気持ちよく演奏を観賞出来るように、これからも努力と工夫を重ねていこうと思っています。
これからもさいたまファンファーレクラブを宜しくお願いいたします。