普門館といえば中高生吹奏楽部諸君にとっては憧れの場所、全日本吹奏楽コンクール（いわゆる全国大会）の中学・高校の部の会場です。先日も第55回の大会が開催され大変賑わったようですね。
で、吹奏楽団に所属もしてもいないボクにとっては一見無縁な場所なのですが、東京佼成ウインドオーケストラやKOSEIレーベルとの仕事の関係で、数年前からチョコチョコと「普門館グッズ」なるもののデザインを担当しております。最初はステッカー、昨年はタオルハンカチ。
そして今年はクリアフォルダーと缶バッジです。缶バッジは予算と業者の関係で「金色風」の普門館バッジと、白地に赤文字の「めざせ！普門館」バッジです。楽器のソフトケースやカバン、ペンケースなどにチョイと飾ってもらって、思い出に浸ったり、来年こそ！と奮起してもらったり、青春時代を楽しく過ごしてほしいなぁ〜、という思いで作りました。
ボクは四国で中高生時代をフツーの吹奏楽部で過ごしたものですから「フモンカン」なる場所はバンドジャーナルやバンドピープル*1でしか見ることの出来ない夢また夢の場所。っていうか想像だにしてない場所でした。大学で所属した吹奏楽部はボクが入部した年に全国大会に進んだ訳ですが、ボクは補欠だし、大学や職場・一般の部の会場は普門館ではなかったのでやはり縁がなし。
デザイナーになってバンドピープルの仕事をウチのボスがしていた縁で、東京佼成ウインドオーケストラの仕事を担当するようになり、その頃からは普門館自体にはちょくちょく出入りするようになったのですが、実はナントまだホールの中には入った事がないのです。ロビーや裏側や事務局には行くのにね。
よっぽど縁がないようです。
さて、実は写真のバッジは製品として販売されているものとはちょっと違う部分があります。どこでしょう。
*1:吹奏楽専門誌。でも1999年休刊。今そのスピリットはBand Powerというサイトに受け継がれています。頑張れ小太郎編集長！
