小寺さん

ユーフォニアムの小寺香奈さんが事務所を訪ねていらっしゃいました。
外囿さんのご紹介とのこと。リサイタルのフライヤとパンフレット等の打ち合わせです。
ボクは常日頃から「どうすれば若い演奏家たちがもっとリサイタルやレコーディングや出版などの活動を積極的に行え、その音楽を世に問うことが出来るようになるだろうか」と考えているものですから、俄然前のめりになります。
色々お話させていただいて、全体的なイメージをどのように固めていくか決めました。写真撮影含め、彼女のやさしい魅力を自然な感じに引き出せれば成功です。
そうそう、彼女からヤマハのバス・トランペット*1なるものを見せてもらいました。ヤマハ製ですよ、YAMAHA。見たことない。それもそのはず、世界に2台しかなく、しかも売ってません。演奏家にレンタルされるものだそうです。ストラヴィンスキーの『春の祭典』で使用するとのこと。今日はその練習後に打ち合わせにいらっしゃったのです。ユーフォニアム奏者って色々演奏するんですね。彼女は他にもテナーホンを演奏されます。
※6/6追記:小寺さんのご厚意で写真を追加させていただきました。ベルの所に「Custom」と刻印されています。

小寺香奈ユーフォニアムリサイタル
「盛岡公演」
 2008年 10月3日(金)19時開演 18時半開場
 盛岡市民文化ホール 小ホール(マリオス)
 チケット:詳細は後ほど

「東京公演」
 2008年 10月20日(月)19時開演 18時半開場
 ムジカーザ(代々木上原)
 チケット:詳細は後ほど

ピアノ:松岡淳


[プログラム]
 ソナタ・ユーフォニカ :W.ハートレー
 ソリロキーズ〜無伴奏ユーフォニアムの為の:J.スティーブンス:
 モザイク:R.ブートリー
 委嘱新作(初演):山本裕之
 『ロザリオのソナタ集』より第3番ロ短調「降誕」
   :H.I.F.ビーバー/山本裕之編曲
 ユーフォニアム協奏曲:J.ホロヴィッツ

*1:低音域のトランペット。基本の調声はB♭。トロンボーンやユーフォニアムと同じマウスピースを使用して演奏する。彼女に彼女に見せていただいたのは4ロータリー式。