ゆるくない

otoshimono2008-07-01

ここのところ、打ち合わせで外に出ることが多くてセワシナイのだが、楽しいこともある。今日はmuroさんと京橋の主婦と生活社へ。帰りにササッと警察博物館へ寄って念願のピーポくん人形を入手。言っておくが、ピーポくんは「ゆるキャラ」ではない。まとまった造形、長年にわたる警視庁のマスコットとしての確固とした地位。メジャーなのだ。
そう言う意味でいうと、最近のゆるキャラの定義は最初の頃*1と随分ずれてきているように思う。単に地方の自治体やイベントや企業のキャラクター全般がそう呼ばれ始めているように見えるのだ。
ゆるキャラに必要なのは「マイナー感」である。ギリギリアウトな造形、「頑張って広めたい」が見え見えのいっぱいいっぱい感、もしくは割りと露出度が高いのにスルーされる存在感の薄さ、である。その「切なさがかわいい」のである。
だから、ピーポくんもひこにゃんもゆるキャラではない。

*1:みうらじゅんさんが言い出した頃