マネージャー

オリパパから12/19に行われるリサイタルのマネージメントを頼まれまして、日々作業に勤しんでおります。
で、今日は打楽器とピアノを入れた合わせの日だというので、パンフレットに載せるプロフィール写真を撮りがてら、練習を観にさいたま芸術劇場の練習室へ。
ご存知織田氏をはじめ、その門下生である三須斎藤両氏。それから学生の原田君*1。サポートメンバーに市川奈緒子さん(ピアノ)と東佳樹さん(パーカッション)を迎え、クリスマスナンバーを中心としたプログラムで、練習でも一気にクリスマスムードが漂います。
トランペットの3人は本番では暗譜なので、譜面を覚えるのに必死のご様子。といっても、ほとんどの曲は今までも演奏した事のあるものなので、どちらかというと勘をとり戻しているといった感じ。パーカッションは今回初めてのセッションだそうですが、斎藤さんの同窓生ということもあってすっかり馴染んでいる様子。
練習後は劇場スタッフと舞台打ち合わせ。今まで何度もここでは打ち合わせしましたが、プロの演奏会を担当するのはこれが初めて。ちょっとドキドキですが、実は対プロのほうがアバウトだったりするんです。ある意味。
アマチュアの演奏会はリハ時間が異様に長い。みんなギリギリまで練習して少しでもステージに慣れさせないと本番ガッチガチになっちまいますから。なのでプログラムに沿って分刻みのリハスケジュールが組まれます。で、よくあるのが結果リハで吹きすぎて本番バテバテみたいなことになってたり。ププ。
でも、プロは「場慣れしてない」とか「緊張してます」なんてナンセンスですから、リハ時間ってのは自分のコンディションの見極めと本番に向けてのテンション上げに使われるだけなので、時間いっぱいいっぱいのリハも分刻みのリハスケジュールも必要ないのです。だから普段自分が作成しているタイムスケジュールに比べると、かなりシンプルになりました*2
逆にアバウトじゃいけないのが「観客動員」。
チケットの売り上げが直接自分たちのギャラに反映されます。アマチュア演奏家は本職の収入がありますからチケットの売り上げが悪くてもそこから補填すればよいです*3が、プロはそのものが収入源なので、チケットが売れなければもう生活できないといっても過言ではありません。
そんなわけで、チケット買ってくださーい(願)

オリパパ&ミスケン&ヒデノリの
トランペットが吹きたいinクリスマス
 
2008年12月19日(金)
18:30開場/19:00開演
彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
一般3,000円(当日3,500円)
高校生以下2,000円
主催 オリパパ・ミュージックフレンズ http://oripapa.cdx.jp/
出演
 織田準一・三須健至・斎藤秀範(トランペット)
 市川奈緒子(ピアノ)
 東 佳樹(パーカッション)
 原田照久(トランペット/東京藝大2年)
 
演奏曲目
 トランペットが吹きたい:織田英子
 マジック・トランペット:バーク  
 トランペット協奏曲:タルティーニ
 演奏会用小品:シャルリエ 
 ベニスの謝肉祭:アーバン 
 くるみ割り人形より:チャイコフスキー
 そりすべり:アンダーソン
 エストレリータ:ポンセ
 星に願いを:ハーライン
 聖者が街にやってくる:黒人霊歌
ほか

*1:残念ながらこの日は欠席。学生なので授業優先!

*2:あくまで個人リサイタルの場合でフルオーケストラの演奏会などはこの限りではないと思いますよ

*3:だから入場無料の演奏会ができるのです