パンデミック阻止

えっと今更ですが、10月の半ばに調子が激悪でぶっ倒れてた*1にも関わらず、SFCの本番出たり会社行かずに家で仕事してたのは、ひとつは外耳炎が悪化して片耳が難聴になったことによる不調だったのですが*2、もうひとつは「インフルエンザ」だったのです。当時は混乱しちゃうのでおおっぴらに言えませんでしたが。
その週の木曜日、クライアントの出版社で打ち合わせしている最中に足から寒気が襲い始め、会社に何とか戻ったものの、午後には高熱で動けなくなってしまいました。ソファで小一時間寝た後、少し動ける様になったので即かかりつけのお医者に飛んで行きました。
ドクトルには「これは明らかにA型の典型の症状なんだけど、かかるのが早すぎて今年の検査キットまだ届いてないよ。ボクまだインフルエンザが出たって報告都内で聞いてないから、おそらく東京でもほとんど最初の一人だよ。どこから貰ってきたの?」と聞かれる始末。不名誉な流行最先端。しかも何かスゲー悪者。悪いのはオイラじゃなくてウィルスじゃないかー! その日からタミフルを武器に徹底抗戦が始まりました。
しかも会社には隣に妊婦もいるので戦々恐々。まず病院の帰りに薬局でマスクを買って彼女に渡し、事情を説明し「兎に角オレに近付くなサイン」を出しておく。次の日からは家で高熱と戦いながら寒気が少ない時に仕事をし、土曜日からはSFCにはスポットで前日当日リハに出て、日曜の本番後もお客さんにほとんど会わずに打ち上げも辞退し家で大人しく仕事。明けて月曜日も念のため家で仕事(せっかくの最後の夏休みがー!)をして乗り切りました*3
おかげさまで周りに被害者も出ず一件落着*4。ボクからのパンデミック*5は一応食い止めた訳です。
えっと、今パンデミックものの映画が流行ってたり、そんな本の装丁をしている最中なので思い出した様に書いてみたわけですが(というかもう時効だと思ったので)、皆さんくれぐれもお気をつけ下さい。
ボクの勝算は、明らかに早急に処置が出来た事です。発症数時間後には病院に行き、即タミフルを投薬出来たのが功を奏しました。「抗インフルエンザ薬は発熱後12時間以内が理想的、24時間以内が十分有効、48時間を越えると効果に乏しいというデータがある」とこれであなたも医の達人というサイトにも書かれてます。これはボクのドクトルも言っていたので本当だと思います。兎に角おかしいなと思ったら即病院へ行きましょう。
普通の風邪などは、毎日寝る前においしい蜂蜜入りリンゴ酢を水で割って飲んで、喉を消毒してしまいましょう。

*1:id:otoshimono:20081018、id:otoshimono:20081019、id:otoshimono:20081020参照。

*2:SFCの本番では片耳聴こえてませんでした。

*3:その仕事、コンペだったのですが無事通過。ってかこれで落ちたらオレの働きが全く徒労だー!

*4:kudoくんが数日後に調子悪いとmixiに書いてたときには戦慄が走りましたが。タダの風邪だったようで。

*5:感染爆発