先日のN響アワーご覧になりましたか? 放送開始30周年で公開録画でした。内容は前半がNHK大河ドラマのテーマ音楽特集、後半が「大河」繋がりで現在の番組のオープニングでもあるシューマンの交響曲第3番「ライン」、アンコール扱いでシュトラウスの「青く美しきドナウ」でした。
で、バストロンボーンの席には黒金寛行さんが座っておられまして。
で、彼が神妙な顔して演奏している姿を見ていて、ふと疑問に思いまして。「社会人二年めの彼はどのくらい大河ドラマを知っているんだろう?」と。
で、ちょっと仕事のやり取りがあったついでに聞いてみまして。「一緒に出演されていた津堅さんがピッコロトランペットで《秀吉》を演奏していた*1頃はいくつでした?」と。
で、返信がありまして。「秀吉は確か小学六年の頃だったと思います。あれは印象的でした」と。
と、いうことは、ゲスト出演されていた池辺晋一郎さんの「独眼竜政宗」の頃*2はピッカピカの小学一年生!*3
トロンボーンのトップで吹かれていた栗田さんは録音に参加されていたかもしれないし、セカンドの池上さんは学生でバンドジャーナルの付録だった吹奏楽版を演奏していたかもしれない独眼竜の頃に、まだ梵天丸(意味不明)!?
そんな3人が肩を並べて同じ曲を演奏している、この番組の歴史を感じた一瞬でした。