小宇宙


さいたまファンファーレクラブの第15回演奏会に向けての練習を進めています。今回取り組んでいるバルトークの「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」は『ミクロコスモス(Mikrokozmosz:小宇宙)』と名付けられた153曲の小品からなるピアノのための練習曲集の最後の6曲の編曲作品(デヴィッド・パーサー編)は特に難物で、本当に音の小宇宙。音の煌めきが集まり広がり、小さな銀河を小気味よく形成します。我々も宇宙の迷子にならないように頑張ります。
他の曲も決定し、毎年恒例のジョヴァンニ・ガブリエリの作品も本格的な練習を始めましたが、今回はオープニングではありません。オープニングはオーストリアの作曲家、アルフレッド・ウールの「祝典ファンファーレ」を演奏します。どの角度から切ってもカッコイイ、豪華でスカッとするファンファーレです。我々も名前負けしないように頑張ります!

さいたまファンファーレクラブ第15回演奏会
2010年10月10日(日)14:00開演
さいたま芸術劇場音楽ホール 入場無料
客演:小寺香奈(ユーフォニアム)
ウール:祝典ファンファーレ
ガブリエリ:ソナタ
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(独奏:小寺香奈)
バルトーク:ブルガリアのリズムによる6つの舞曲
高橋宏樹:奥義
安部一城:ペルセウス
クイーン:ボヘミアン・ラプソディ ほか
※曲目はけっこう変わりますのでご注意