シーズン開幕


さて、2010年もシチューのシーズンがやってきた。今年は猛暑で野菜が高騰する中での開幕とあって、各チームとも苦戦を強いられ、直前になって撤退を余儀なくされたところもあるが、シーズン途中でのレギュレーションの変更もISCA(国際シチュー競技協会)は検討に入ったと聞いている。今後の展開を見守るばかりだ。
そんな中、Stew-mitten(ドライバー:otoshimono)は定番であるカボチャと鶏肉を軸としたセッティングで第1戦を挑んだ。先週からの雨続きと低温でレイン寄りのチューンナップ(チーズ風味)にしたのが功を奏し、予選をトップで通過、本戦ではミルクでさらに磨きをかけて健闘、優勝こそ逃したものの、表彰台に上ることが出来た。
技術担当のemixによると「ドライバーが隙をみてオカワリしようとするのを制止するのに苦心しましたが、無事完走しました。(完走)出来れば表彰台はイけると思ったので」と自信をみなぎらせていたが、ドライバーのotoshimonoは「もうちょっと食べていかないと優勝は狙えないのではないか」と本来のアグレッシブな食べっぷりが展開できないことに不満を募らせた。
シーズンが始まったばかりなのに内部の軋轢を早くも露呈させた名門チームの今後の動向に注目したい。