スキュライト - otoshimono

音楽だけでなく、プログラマやSEさん向けの本のデザインもせっせと世に送り出しているボクですが、本日ご紹介するのはSQLiteの本です。この本は技術評論社さんのポケットリファレンスというシリーズで、シリーズのリニューアルから手がけさせていただいてもらっていて、もう20冊を越しております。
で、こんだけシリーズが増えるとやはりネタに困るのが編集者とデザイナーの常でして、打ち合わせの折も二人でウンウン唸っておりました。
編：SQLiteなんですよ
僕：SQL関連の本もイッパイ作りましたよね〜。
編：今回どうしましょう。
僕：「S」「Q」「L」の文字を今度はガラスの球体に入れて浮か
編：それ、前もやりましたよね。
僕：・・・・
編：「S」「Q」「L」がブロックになってて
僕：それ、シリーズの別の本でやりましたよね。
編：・・・・
僕：・・・・・・・・
編：・・・・・・・・
僕：んんん〜〜〜〜〜っ！？
編：なんですか、突然。
僕：SQLiteって何か飲み物っぽい綴りじゃないです？
編：へ・・・あっひょっとして
僕：そう、Sprite。
編：うわ、ベタですね。
僕：スプライト〜♪　スキュライト〜♪
編：駄洒落だけで押し切
僕：ネタないんでしょ！
編：はっ、確かに。
僕：大丈夫。SQLiteって描いてあるペットボトル並べればきっとキレイだから。
編：そ、そうかな。
僕：（ペンで絵を描きながら）こうやってケースに入れると「組み込み」っぽいし。
編：無理矢理なのに、なんか行けそうな気がしてくるから不思議です。
僕：あとはイラストレーターの吉澤さんに魔法をかけてもらって〜
編：さらに、売れる予感が！！！
僕：よっしゃー！　事務所戻って早速発注じゃー！
（この会話は一部大げさな表現「も」あります。）
　
で、出来上がったのがこれ。

　
吉澤崇晴さんの素晴らしい3DCGです。
Sprite調のロゴと簡単な説明用CGを作ってお送りしたら、
こんなの出来上がってきました。
本当にありそうでしょ。無いんだなこれが。
と言う訳で、スキュライトじゃなくて本の方を宜しくお願いいたします〜。