ユーフォテューバコン!


埼玉大学吹奏楽部ユーフォニアム・テューバパートによるアンサンブルの演奏会を聴きに行って参りました。近年のサイダイはアンサンブル活動に力を入れていて、けっこう長く続いているパーカッションパート(今年は3月22日)を始め、サックスパート(3月10日に終了)、フルートパート(4月30日)今年は開催されませんでしたが来年は1年ぶりに開催がほぼ決定しているクラリネットなど、目白押しです。
17年前に部内のブラスアンサンブル好きが集まって出来たのがさいたまファンファーレクラブなものですから、こういうムーヴメントは大歓迎であります。
大学生なのですから、入門的な楽曲や定番曲に毎年取り組むのも良いですし、多少のワルノリも楽しいモノです。少ない人数(またはソロ)で舞台に臨む経験値を上げる事は、音楽的なスキルを大幅にアップさせます。そして最終的に客席に座って聴いていてくれる一人一人に何かを届けることが出来るようになれば、立派なアーティストです。
元々、埼玉大学吹奏楽部はアンサンブルが盛んな風潮があり、今でもアンサンブルコンテストや室内楽フェスティバルで活躍している団体もいくつかあります。今年は創部50周年ですし、そういった集まりの催しも出来ればイイなぁと考えています。
さて、今回のコンサートを聴いていると、プログラムにかつて仲間のアンサンブル団体が委嘱初演した楽曲(高橋宏樹:ザ・タイムズ)や、制作に携わり、録音にも立ち会ったアーティストさんのナンバー(ジョニー・シンバル/前田憲男編:ミスター・ベースマン)も取り上げていたりして、プロアマ問わずこのジャンルのレパートリー拡大に努力を続けている人々の努力が学生たちにも伝わっているなぁと感無量な気持ちになります。来年も開催したいと彼らも息巻いているようなので、益々楽しみです。