俗名夏目金之助!


と書かれた墓碑といえば、文学大好きな方なら、これを見ただけでボクらが今日どこに行ったのかお判りかと思います。

都電荒川線雑司ヶ谷駅スグソコの

東京都雑司ヶ谷霊園でございます。近くの音楽大学に撮影に行く用事がございまして、仕事が終わった後に天気もよいので休憩がてら散策することにしました。
ワレワレ夫婦にとって、機会があれば一度訪れてみたい東京の名所として筆頭に上がっていながら、付き合い始めて20年近くなりますが初めて訪れましたよ。

さっきの墓碑、表に回るとこうです。そう、ワレワレがお師匠様以外でもっとも尊敬する夏目漱石先生です。ボクらが書く文章のコトゴトクがこの方に影響されているといっても過言ではないくらい。原点にして到達点のお方です。

なむなむ。アタイもオモシロカシコクなれますように。

そして、ボクとしてはこの方を拝まずして帰れない、大デザイナーにして大イラストレーター竹久夢二先生! あやかりたいあやかりたい!

東京帝国大学でも信望の厚かったパトリック・ラフカディオ・ハーン先生は、日本に帰化して小泉八雲となります。日本の怪談や幽霊についての著作も多いですね。ここはお墓だけにちょっとコワイですね〜。

ダンディな永井荷風先生のお墓の後ろには高層マンションが。ボクも毎日日記を書く身、断腸亭日乗には遠く及ばずとも、コツコツと頑張ってこうと思います。

荒川線の線路の脇には菜の花が。春が来ましたね。