歌心


オリパパ&ミスケン&ヒデノリのトランペットが吹きたい2013」のリハーサルに顔を出してきました。
本当の用件はマネジメント関連なのですが、web素材の撮影もさせていただきつつ、リハーサルを聴かせていただきました。
織田さん、三須さん、斎藤さんのお三方のスタイルというのは、皆がよく知るメロディを当たり前の様に演奏します。そして当たり前の様に聴く人の心にスッと入っていきます。でも、これって一番難しいのです。
クラシックの音楽家はテクニックとして「いかにも上手く聴こえる演奏」というのを目指してしまいがちなのですが、聴く人の心にスッと入っていく歌心というのは、ある意味それよりも高度な力です。ともすればイージーだと音楽家に勘違いされてしまう、本当は一番大切な音楽としての表現を彼らはいつも心がけて演奏している様に思えます。
その歌がキチンと皆の心に届く様に、この公演では全てのプログラムを暗譜で演奏するのです。