- 作者: 野谷文昭
- 出版社/メーカー: 東京堂出版
- 発売日: 2011/04/11
- メディア: 単行本
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この本は2年前に装丁したのですが、訳あって今さら読んでいます。
近現代メキシコの重層的かつ矛盾に満ちた歴史を鼓舞するかの如く現れた芸術家たちの、苦悩と没頭と創造の日々が俯瞰的にまとめられていて、とても興味深く読めました。
こうなるとカルロス・チャベスやシルベストレ・レブエルタスなど音楽家についても言及があると、より明確になるのになぁ、と欲が出てしまいます。
ディエゴ・リベラやフリーダ・カーロの絵画、マヌエル・アルバレス・ブラーボの写真、ルイス・バラガンの建築に少しでも興味のある方は是非。