TRI4TH "4th Rebellion" Tour FINAL


昨夜はTRI4THのトランペット織田祐亮さんにお誘いを受けTRI4TH "4th Rebellion" Tour FINALで、渋谷CLUB QUATTROへ。
満員のオーディエンスと一体となって繰り広げられる切れ味の良いサウンドと上質な歌心は、まさに「その者黒き衣をまといて、渋谷の野に降り立つべし。ついに人々を熱き音楽の地に導かん・・・あぁ、あの伝説は本当だったのじゃ!」ってな感じで、結成11年目の重みと軽やかさを体現した素晴らしいライヴでした。
TRI4THの活動を知ったのは祐亮さんのお父様である織田準一さんとのお仕事の関わりの流れなのですが、はっきりその音楽を意識し始めたのは2012年のセカンドアルバム「TRI4TH AHEAD」のPV辺りからかもしれません。ピアノの竹内大輔さんも正式加入して明らかに「パチッ」とスイッチが入った感じだったのです。「あぁ日本の音楽の未来は彼らが作るんだな」と本当に思える瞬間でもありました。今現にそれを体現しつつあります。
そして何よりも彼らはタフ! 縦横無尽に舞台を駆け回り、グルグルと吹き・弾き・叩きまくり、しかもドラムの伊藤隆郎さんに至っては激打しながらMCしまくっているのは驚異的であります。
個人的にツボだったのはエフェクターを操作して下を向いている間だけ真顔になるベースのスマイリー関谷友貴さんと、久しぶりにセクシーソプラノを聴くことができたサクソフォン藤田淳之介さんの演奏でした。私は藤田さんのソプラノサクソフォンが本当に好きなのです。