村田陽一さんの『Janeiro(2019)』リイシュー・ライヴのスケジュールを見ていたら昨日しか空いていないことに気づき、急遽予約して高円寺JIROKICHIへ。普段オンラインでやりとりをしていてもリアルにお会いするのはデザインの打ち合わせをした夏以来なのです。本日はHook Up名義、村田陽一tb 松本圭司key 養父貴g 小松秀行b 佐野康夫dr という超豪華布陣。
アルバム収録曲もモチロン素晴らしかったけど、とりわけ曲名すらついていないナンバー（作曲年月日と通し番号のみ）の演奏は、一流の音楽家が音で表現・会話しながら変容していく感じがとても素晴らしかった。
ところで、村田さんの『曲名すらついていないナンバー』といえば、2007年だったか、当時ボクは村田さんのPodcastが大好きで更新される度に楽しく聴いていたのです。その中で村田さんが「日記のように書いている曲」を村田さんがDTMで作ったトラックにトロンボーンの演奏を載せて披露するコーナーがあって、音楽が生まれる瞬間に立ち会っているようでとてもワクワクした記憶があります。その数ヶ月後にカルテットのデザイン依頼が来るとは夢にも思っていなかった頃の話です。
