加須

久下屋脩兵衛

羽根倉橋吹奏楽団の合宿の2日目に参加。早朝加須へ向かう。ヘトヘトになるまで練習し、夕刻解散。せっかく加須まできたのだから饂飩でも食らおうという意見でemixと一致。先日に地元民であるmochico*1から情報を得ていた「久下屋脩兵衛(くげや・しゅうべえ)」へ向かう。
なんでも加須は200年の歴史ある饂飩処らしい。小さい街ながら、30件以上の饂飩屋が軒を連ねる。香川で青春時代を過ごした饂飩喰いとしては是非とも堪能してみたいところだ。
注文内容は「ごま汁(冷やし汁)うどん」と「なんばん汁うどん」。どちらもつけ麺だ。「ごま汁」は冷やしたゴマ味噌ベースのだし汁で、「なんばん」は鶏・牛蒡・椎茸などが入った関東特有のあたたかい醤油だし汁でいただく。どちらも大変美味。地元には地元の饂飩。風土にあった食材ほどウマいモノはないのだ。
ところで加須はマジで田舎だ。さいたま市から遠いという理由だけでmochicoをいじめていたのだが、その田園風景にビックリした。本当に田んぼしかない。おそらく関東平野の大部分がこうなのだろうが、海も山も見えずヒタスラ田んぼが続く風景は、瀬戸内出身のボクと静岡出身のemixには驚異的なのだ。

*1:さいたまファンファーレクラブのトロンボニスト、加須在住。たぶん恋人募集中。