スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン放送響のベートーヴェン交響曲ツィクルス第二夜を聴きにオペラシティへ。今夜は2番と3番。
実はフライヤを制作する時、オペラシティ財団の方から前もっていくつかの資料用音源を聴いていた。緻密なスコアへのアプローチ。絶妙なバランス。スコアに忠実に演奏しているのに、なんだこの大胆さは!! 期待に胸躍らせて演奏に臨みました。
実はボク、そんなにベートーヴェンを聴く方ではない。しかも3番は冗長な気がして苦手だった。そう「だった」。今日の演奏でネガティブな印象が払拭された。
「英雄ってこんなに軽やかだったんだ!」
驚きと嬉しさのあまり、なんだか演奏中はずっと笑顔でしたよ。全ての楽章に新たな発見がある。こんな体験は初めてです。例えるなら「ホウトウって鈍重な印象の食べ物だけど、ちゃんとしたお店で食べるとオイシいね〜」って感じでしょうか。
- アーティスト: スクロヴァチェフスキ(スタニスラフ),ダッシュ(アネッテ),シンドラム(ダニエラ),エルスナー(クリスチャン),ツェッペンフェルト(ゲオルク),バイエルン放送合唱団,ベートーヴェン,ザールブリュッケン放送交響楽団
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
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あ、写真はね、オペラシティにこの時期設置される巨大クリスマスツリー。巨人の像が見上げています。自分のサイズが分らなくなるよ。