そしてこれが今回の目的「ラ・カマラータ・ソノーレ演奏会」。
場所は石巻文化センター。今年で6回目らしい。この団体は、石巻専修大学の出身者が多く、それで演奏会も石巻で開催される。SFCが埼玉大の出身者が多くてさいたまで演奏会やるのと同じだね。
曲目は2年前にSFCも演奏した「ディベルティメント（プレムル作曲）」や、多賀城で演奏された「クラシックスナックス（ロバーツ作曲）」、それから話題の侍ブラスの作品などを披露。あいだに打楽器アンサンブルを挟むなど、演奏会としても変化があるものだった。ただひとつ、本番当日にホルン奏者が出演できないというトラブルが発生したらしい。急遽代役をたてての演奏会。本当にお疲れさまでした。
考えてみれば、金管アンサンブルは人数が少ない上、ひとりひとりパートが決まっているわけだから、誰ひとり欠けることができない。以前侍ブラスの演奏会*1でもトランペット奏者が一人発熱で出演できなくなってしまい、急遽代役をたてていた。でもそこはプロの演奏家。代役でも失敗は許されず、もちろんプロだから難しい曲でも完璧にこなしていた。
我々はアマチュア演奏家。もし、演奏会直前にそんな状態に見舞われたら・・・。アマチュアだからとはいえ、お客さんの前でそんな事情を悟られるわけにはいかない。今回はほんとうに大変だったと思う。なにが起こるか分からない、いや、起こってしまった・・・そんな時でも最良の方法を見つけ出すチカラ、そんなチカラを感じ、我々もさらに精進せねば、と思った。
演奏会終了後、なんと打ち上げまでお誘い頂いた。場所は馴染みの焼肉屋さん。演奏会から合流したpoohと4人、気さくなカマラータの皆さんとのひとときを過ごす。poohは高校時代に、kudo君は大学時代に、otoshimoは職場でそれぞれ知り合ったiori君。私は彼らを通じてつい最近知り合った訳だけれど、まるで何年も前からの知り合いのような時間を過ごす。人と人との「つながり」を改めて感じる。
レンタカー返却〜帰りの新幹線の時間も迫って来たので宴会途中でおいとまする。6月の「金管まつり」での再会を誓って。
*1:id:otoshimono:20060805
