ビックリ同窓会レポート

さてさて、行ってきました、全国でも屈指の規模という出身高校の同窓会。あまりにもスゴかったので、今日は写真でお届けします。

場所は品川のホテルパシフィック東京。会場は一番でかい宴会場です。噂には聞いていましたが、実際に来てみてびっくり。本日も1000人近くの人が集まりました。会場の遠くはかすんでます。
同窓会の正式名称は「東京玉翠会第25回記念総会」といいます。玉翠会というのはボクの高校のOB会の事で、その東京支部の集まりです。毎年開催されます。この会は卒業より25年目の代が幹事団を組織し、一年がかりで運営します。今年が25回目ということはつまり、この幹事代が初めて玉翠会に仲間入りした年からこの東京での同窓会が始まりました。だから今年は「記念」という冠がついています。この規約に則ると、ボクもウン年後にはこの会を仕切る要員になる訳です。それまでに同期のつながりを強化しなければならないそうです。こりゃたいへんだぁ。

オープニングにはオペラ歌手の林康子*1さんによるステージがあります。彼女のリハーサルの前に吹奏楽委員会と応援委員会はリハーサルを済まなければならなかったため、昼からの集合となりました。今日初めて見る譜面も渡されました。その名も「高松中学校歌」、旧制中学時代のやつです。太鼓とブカブカドンドンやるとブラバン気分が急上昇です。
会場の前列のテーブルは旧制中学と女学校時代のOBOGの方々の席、後ろの方は立食形式でテーブルごとに卒業年で分かれています。だいたいその辺にくれば知ってる人に会えるしくみです。ちなみに乾杯は四国で唯一のワイン工場(っていうかそんなものがあったのか!)、「さぬきワイナリー」より届けられたものでした。瑞々しく甘いワインでした。美味しかったです。
さて、香川と言えば讃岐、讃岐といえばうどんです。我々が高校時代には毎日食べるのが当たり前であったと言っても過言ではないうどんが、この日は大量に振る舞われます。手前では「生醤油うどん」、奥では映画「UDON」でも有名になった日の出製麺所の「かけうどん」が作られております。かけうどんには長蛇の列。待ちきれない人は生醤油うどんを食べながら並んでいました。あとからemix*2にも指摘されて気づいたのですが、うどん以外には主食らしいものが会場になかったらしいです。でもみんな何にも不思議とは思っていない。うどんがあるけぇ、ええんちゃうん*3?ってところでしょうか。
さて、こんな同窓会もめずらしいのでしょうが、郷土物産の直売コーナーがあります。首都圏に暮らす我々にとって、ふるさとの食材は馴染み深くも懐かしい品です。うどん以外にも「醤油豆」や瀬戸内の海産物、和三盆を使ったお菓子などが並びます。常連さん(?)にはお目当てな物をあるようで、すぐ売れてしまったものもありました。ボクたちは醤油豆の他、ちりめんと「揚げぴっぴ」といううどんを揚げたスナックを買いました。これ、知らなかったんですが結構美味しいです。さて、色々と楽しんでるうちにボクたちの出番がやってきました。
最初は旧姓中学の校歌に合わせての応援です。年配のOBが颯爽と演技を披露します。手さばきも見事です。続いて現在の校歌、校友会の歌、応援歌が続きます。思い出してきましたよ、あの夏の暑〜い日を。〜当時ボクは指揮者だったので応援団のタイミングに合わせて棒を振るんだったよなぁ。試合に負けて、応援団の奴ら男泣きしてたなぁ。何だかガチンコの青春ぽかったけど、アイツら軽音楽部にも入ってて、文化祭でハウンドドッグとか歌ってたよなぁ。彼女とかもいて、モテモテ軍団だったしなぁ。硬派なんだか軟派なんだか分かんなかったなぁ〜と余計な思い出まで浮かび上がってきた・・・
終わってみれば、先日までの不安も全くなく、吹奏楽の方でも久しぶりの先輩や後輩にも会え、とても楽しい会でした。ただ、これで来年のブラバン要員に「emixも含め」キッチリとカウントされてしまいましたが。
久しぶりの同期の友人にも会え、楽しく過ごしましたが、こちらはチト失敗も。3年の時に同じクラスでよく話もしていた(らしい)女の子と再会したのですが、ボクの方が忘れてしまっていた。やっちまった。不安的中。イカんですね〜。次は頑張りましょう(何を)。
で、二次会は同期会となり、別会場になだれ込んでいく訳です。続く。

*1:彼女も同校のOG。2006年、紫綬褒章受賞。

*2:ラッパが少々足りないので助っ人を頼みました。奥さんなので同伴扱いで参加OK!

*3:うどんがあるので、別によいのではないでしょうか、の意。讃岐弁。