萩尾望都から入る

萩尾望都を事務所の後輩に薦められて読んでいる。
彼女は二十代も前半なのだが熱烈なハギオニスト*1で、机の上には絶版になっているマニア垂涎の本『少年よ - 萩尾望都イラスト詩集』が誇らしく掲げてあるほどだ。
今は「11人いる!」を終え「ポーの一族」が半分まで来たところだ。
「もっと早く読んでおけばよかった」とは思わない。名作とは出会うべくときに出会う。とは言え、最近はスルーしていた女流漫画の「古典名作」を貪るように読んでいる気がする。今年は萩尾望都の盟友である竹宮惠子の「地球へ・・・」を読んだし*2、別のスタッフから渡された池田理代子「ベルサイユのばら」も控えている。その後は萩尾「トーマの心臓」、竹宮「風と木の詩」、山岸凉子「日出処の天子」も立て続けに読んで行くつもりだ。最近のだと惣領冬実「チェーザレ」も良い作品ですね・・・って、おいおい。並べてみると随分とスルーしているなぁ。
でもボクは小3で魔夜峰央に傾倒するマセガキでしたから、素養は十分だと思うんです。
まぁ、感想は後ほど・・・

ポーの一族 (1) (小学館文庫)

ポーの一族 (1) (小学館文庫)

*1:たった今創った造語。ワグネリアンみたいなものと考えて

*2:これは子供の頃に映画を母と観に行き、それはそれは影響を受けたものだ。アニメ版は何故か途中までしか観てない。面白いんだけどなぁ、何故だろ?