がぶりより

さて大型連休ですが、さいたまファンファーレクラブ金管まつりに向けて練習です。今回は金管アンサンブルの初心に帰りましてジョヴァンニ・ガブリエリの「ピアノとフォルテのソナタ」*1を演奏します。どのくらい初心に帰るかと申しますと、現代ラージ・ブラスアンサンブルの開祖とも言えるフィリップジョーンズ・ブラスアンサンブルの精神に則ってトランペット3本とトロンボーン5本の直管金管楽器のみで演奏しようかと考えております。
さて、SFCのトロンボーンは現在休団中のsakanaくんを除くと3本しかトロンボーンはおりません。あと2本必要なんですね。曲によって編成を変えるのがボクらのポリシー。で、どうするか。答えはご愛嬌な部分も含めて、当日聴いてのお楽しみ。

*1:原題「Sonata pian'e forte」。Sacrae Symphoniae(1597)に収録。Giovanni Gabrieli(1554/1~1612)作曲。パートの指定、強弱記号の指定がなされた初見ということから音楽史上きわめて重要な楽曲。指定編成はガブリエリが得意とするアンティフォナル形式。ファースト・クワイア《バロック・コルネットと3本のサックバット(バロック・トロンボーン)》とセカンド・クワイア《ヴィオラと3本のサックバット》の2クワイアによる8重奏。荘厳で華やかさも併せ持つ名曲。