喉元過ぎれば


写真はバカチンな犬。ちょっと反省の図。
夕食時にmittenがよりによってヘラヘラまとわりついてくるので
「キミもなんか食うか?」とミルクボーンを出したところ狂喜乱舞。
暫くムシャムシャ食らいついていたが、なんか様子がおかしい。
フガフガ言ってるので口を覗き込んだら喉の奥に白い物が詰まっておる。
「mitten! キミ、ミルクボーン詰まっとるやないか〜い」
事の重大さがわかってないのか、苦しそうにしながらも
ボールで遊ぼうとしたり、
ヘラヘラして駆けずりまわっている。
でも水飲んでゲーゲー吐いとる。
詰まっとるから当たり前やろー。
鼻で息はできるものの、やっぱり苦しそうなので
こっちも焦る。
深夜対応の救急動物病院に電話して状況を説明する。
「逆さにして背中を軽く叩いてみてください」
というので実行。
全然ダメ。
犬はフガフガ吠える。
キミのために苦労しとるんやろー!!!
「ダメな様でしたら、すぐに専門の医師に引き継ぎます。
 こちらからお電話しますので、少々お待ち下さい」
と親切なお言葉に甘えて少々待っているうちに
・・・犬め、プリプリとuncoしとる。
緊張感ないなーと思ってたら
キバッタ拍子に
「ごっくん」

やがて電話がプルル〜っとかかってくる。
ワンワンワンワン!
クリアだ。クリアな声で吠えてらっしゃる。
「どうですか?」
「・・・あの、飲み込んだようです・・・」
「じゃぁ、大丈夫ですね。お大事に〜ガチャ」
・・・mitten、キミさー。
そそくさと逃げた。
で、ossyccoチャーッとトイレでして
ボーロくれとヘラヘラ。
リアル版《喉元過ぎれば》。
バカチン。