お菓子な楽器

さて、「Around the EU4NIUM」本日発売です。

レコーディング10日くらい前に
「ジャケットのデザインどうしましょう?」と
レーベルの担当者さんに相談されまして
「ユーフォニアムのバースデーケーキとかどうスか?」
なんて無責任なこと言ってみたら、数日経って
「外囿さんもノリノリです!」とのお返事が。
「作りましょう。レコーディングの日までに」と担当。
「え! マジスカ?」でも言い出しっぺはボク。有言実行ダー。
でもそこからが大変。
急いで担当さんにそういうケーキが作れる人を探してもらって
やっとOKをいただいたのが
シュガークラフト作家の長尾喜代美さんなのでした。
何しろほぼ一週間後のレコーディングの日に
参加メンバーにユーフォのバースデーケーキを囲んで
談笑してもらうカットを撮るという企画になったので
彼女のアトリエに即飛んで行き、打ち合わせして
外囿さんのユーフォニアムとほぼ同じモデルの楽器をその日のうちに用意し*1
夜中に急いで写真を撮って、資料として長尾さんへ送り、
早速制作に入っていただきました。
その後途中でのケーキの写真を送っていただいてチェックしながら
ディティールも外囿さんの使用楽器のモデルに近づけ*2
徹夜などもしていただいて、なんとか間に合わせたのでした。
でもさすが日本を代表する作家さん。仕上がりは完璧! 一同大感激!!!
 
シュガークラフトというのはお砂糖菓子で出来たクラフトです。
つまり、食べようと思えば食べられます。すべて。
ピカピカのユーフォニアムもですよ。圧巻です。
現在、東陽町のビュッフェ・クランポンのショールームで
このケーキを見ることが出来ます。
シュガークラフトは湿度などに気をつければ10年くらい保つのだそうです。

*1:ishiharaくん有り難う!

*2:一度作り直していただいたそうです。