昨日今日と國末貞仁くんのデビューアルバムとJ'z Crazeの3rdアルバムのデザインデータを印刷所に入稿したのですが、神永大輔さん尺八リサイタルのフライヤも完成したのでやっと公開。
神永大輔尺八リサイタル
2010年11月１日［月］18:30開演
いわき芸術文化交流館アリオス 別館音楽小ホール
全席自由：2,500円
出演：神永大輔*1（尺八）
神谷舞（箏）／多田奈里砂（箏・三絃）／
鈴木真一郎（箏・十七絃）／神永瑞穂（箏）
曲目：六段の調（八橋検校）
楫枕（菊岡検校）
こほろぎ（宮城道雄）
壱越（山本邦山）
El salvador - noche del verano-（池上眞吾）
樹冠（長沢勝俊）
日本民謡組曲第一番（福島雄次郎） ほか
お問い合わせ：神永大輔尺八リサイタル実行委員会
彼の生まれ故郷でのリサイタルとなります。普段は東京を中心に活躍されている彼の《今の邦楽の息吹》を感じ取ってください。
デザインコメントとしましては、今回は写真に岡崎正人さん、いけばなに今井蒼泉さんを起用させていただき、和のテイストの中にコンテンポラリーなシャープ感を込めてみました。神永さんの音楽世界を、お二人に存分に引き出して頂いたと満足しています。こうなるとタイポグラフィやレイアウトをスタンダードにした方がヴィジュアルの空気が際立つので、極めて自然に配置することを心がけました。
従来の邦楽の演奏会にはない、凛とした作品になったと思います。
*1:かみなが・だいすけ：福島県いわき市出身。千葉大学文学部日本文化学科ユーラシア言語文化講座卒業。５歳からピアノを始め、クラシックとゲーム音楽漬けの日々を過ごす。小学校でトランペットを経験する。高校時代には軽音楽愛好会を創立し、キーボードを担当する。ロックから次第にアイルランドなどの民族音楽に興味をもつようになり、大学時代に尺八を始める。これまでに曽我哲山師、クリストファー遙盟師、小湊昭尚師に尺八を師事。2007年、都山流尺八准師範試験を首席登第。2008年第54期NHK邦楽技能者育成会中退。EYS音楽教室講師。大学在学中より東京をはじめとした各地のライブハウス、カフェ、コンサートホール、教会、寺院などで演奏活動をはじめる。どんな音楽にも即興で合わせることを得意とし、箏や三絃との伝統的な三曲合奏にとどまらず、ロックやヒップホップ、エレクトロニカ、ギターの弾き語り、カリンバやディジュリドゥなどの各国楽器、詩の朗読や踊り、演劇などとのコラボレーションを展開する。2008年秋より、ロックバンド・HeavensDustに所属し、アメリカ・ロサンゼルスのレーベルHensley Musicと契約。韓国ツアー、ロサンゼルスでの活動を経験する。現在は再び東京に拠点を移し、フリーの尺八奏者として活躍する。（神永大輔ホームページより転載）
