非常階段

東京オペラシティから侍BRASSの宣材写真の撮影立ち会いを頼まれて初台へ。リハーサルから開演までの間隙を突いての強行スケジュールでの撮影。事前にロビーで広報担当のスタッフさん、カメラマンさんとアングルと立ち位置のプランを打ち合わせ、すぐ撮影本番。ところが、である。
パイプオルガンのあるバルコニーから舞台を狙うため、カメラマンとまずそこへ言ってアングルをテストした後、どう撮られるのかというプランを念のためアーティストさんたちにも伝えようと思いたち、下階の舞台へ降りるため急いでバックステージの非常階段を使ったら内側からロックされ、階段に閉じ込められてしまった。どのフロアもロックされて開かない。仕方なく一番下(地階)の搬入口のフロアまで降りて、守衛さんに訳を話して鍵を開けていただき、やっとこさエレベーターで戻ったら、今まさに撮影が始まるところだった。チョー焦った。
しかし事前の打ち合わせでプランを伝え終わっていたため、カメラマンさんと広報さんがボク抜きでも立ち位置やポージングを段取りよく進めてくれていた。ボクの残りの仕事はアングルを変える毎の仕上がりチェックをするだけだったので事なきを得たものの、内心ヒヤヒヤだったっす。何しろアーティストをスタッフのロスで待たせる訳にはいかないっしょ。
何でここのスタッフの方々が急いでいてもバックステージの階段を使わないのか、やっと判った。勝手が判らんところでチョロチョロ動くとロクなことがない。今回は反省です。
ところで全然関係ない話だが、シルク姉さんって「非常階段」の人だったね。思い出してきた。