小説「アインザッツ」もうすぐ発売！

さて、来る10月26日に、ボクがときどき折にふれて日記に書いてきたアニメディアで連載されていた山本寛さん（イラスト：平松禎史さん）作の青春吹奏楽部小説「アインザッツ」の単行本が発売されるのですが、非常にインパクトのある付録がつきます。小説のテーマ曲でもありお話の中の主人公たちがクライマックスで演奏する「Vinculum（ウィンクルム＝絆）」が天野正道さんの手により本物の楽曲として書き下ろされ、演奏の映像、そして吹奏楽譜（スコアとパート譜のPDF）がCD-ROMに収録されるのです。それで本体定価1952円と仰る。天野さんの新作入りなのに破格ですね〜。
実は今回、ウチのemixがその楽譜制作（校正と浄書と入稿データ作成）を担当させていただきました。何しろ学研として本格的な吹奏楽譜を手がけるのは初めてとあって、普段から吹奏楽譜を手がけている彼女のノウハウが存分に活かされております。自分の嫁ですので随分手前味噌ですが、天野さん自身も彼女の普段の仕事ぶりには信頼を寄せていただいております*1。ご自身はイギリスに渡航される直前でお忙しかっただった時期で、制作期間も非常に短かったのですが、当初懸念されていたデータのバージョン問題も天野さんの機転で解決し*2、以降は浄書や校正の段取りを彼女に任せていただきまして、スムーズに入稿とあいなりました。
この本自体も全日本吹奏楽連盟の推薦図書となり、帯の文面も佐渡裕さんに書いて頂けたとのこと。何とも強力な布陣。