ラタトゥイユ


仏蘭西語というのはどうして、あぁも気取って聞こえるのだろう。色ひとつとってもルージュ・アルダン(燃える火の赤)だの、シャトアイヤン(玉虫色の輝き)だの。人名にしてもジャン=ミシェル・デュファイエだの、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリだの。日本人には予想だに出来ない音の配列に面食らってしまう。無条件にオシャレだと畏れを成してしまう呪文のような魔法の言葉。リシュリュー枢機卿恐るべし*1
さて、emixがラタトゥイユを作ってくれた。平たく言えば野菜の煮物なのだが、なかなか手間というか時間がかかる。冷やすと美味いので残りは明日。

*1:三銃士にも出てくる、悪役だけどエラい人(実在)。仏蘭西語純化のためにアカデミー・フランセーズの庇護をした