こえつながり


デザインのお仕事をさせていただいた「INSPi こえつながり〜アカペラ声の祭典 in さいたま」の公演に伺って参りました。
日立CMソング「この木なんの木」などで有名な人気アカペラグループINSPiと、地元のアカペラ・グループとの声でつながるお祭りです。
会場となったプラザウエストの近くにある埼玉大学(まぁ、私の母校なのですが)はCHOCOLETZというRAG FAIRのメンバーやチン☆パラなどを輩出した名物アカペラ・サークルがあって、いまでも100名を超える大所帯だそうで、土壌としてこの地域は非常にアカペラが熱いのです。
声のみで音楽を表現していく力強さとしなやかさに魅了された2時間でした。やはりメインステージのINSPiのライヴは圧巻で、彼らの持つ音楽の引き出しの多さに感激しました。
子供の頃からTime FiveやTake 6などを聴いていましたが、ソロを自由に組み替えられる3〜4名のコーラスパートと、ベースパートとヴォイスパーカッションという固定パートという編成が標準の現代のアカペラグループの表現力は、あらゆるジャンルの音楽演奏を可能にしており本当に興味深いです。
勿論アンプラグドでキチンと歌える基礎のある彼らですが(そういうナンバーもいくつか披露していました)、やはりバックで支えているPAさんのサウンド作りも重要で、こういった技術の結晶が現代のアカペラなんだよなぁと感じ入った次第です。