好きならスッキーとー

最近ずっと吉川英治版の三国志を読んでいます。子供の頃、川本喜八郎の人形劇をよく観ていたのに、筋書きはチンプンカンプンだったのです。当時、もうちょっと筋書きを知りたいと思って家の本棚から講談社の少年少女世界文学全集を引っ張り出して三国志(羅貫中/駒田信二訳)を読んでみたものの、桃園の誓いくらいで飽きてしまったのを憶えています。
ボクもいい加減オトナなので、さすがに今回はグイグイと読んでします。実は三国志を読みたくて、というより、今になってやっと吉川英治の著作を色々読み始めていて、その流れのひとつなのですが、やはり格別の観があります。
でも頭の中で動くキャラクターたちはどうしても川本版(脚本のベースは吉川版だそうです)の人形たちです。

写真は海洋堂版の川本喜八郎コレクション。張飛、孔明、劉備、関羽。これに趙雲が加わって第一弾はコンプリートなのですが、生憎所有していません。残念。