ちょいと学年幹事会

ちょいと新刊本の宣伝も兼ねて、出身高校の同窓会の学年幹事会に出席してきました。
何度も書いているのですが、ボクの出身高校は四国の高校なのに何故か毎年、東京で参加者が1000名を越す大規模な同窓会が開かれます。ここで幹事を務めるのは卒業25年目の学年という規定があり、昨年はボクの学年が担当しました。
この同窓会の本番までに、担当幹事学年は合計3回のプレゼン会議を他の学年幹事さんたちの前で行うのですが、それが学年幹事会と呼ばれるものです。仕事の進捗状況や当日の段取りや予算や参加人数の確認などを、上は自分の祖父母や親くらい離れた方から、下は今年卒業したばかりの若い子たちにまで報告し、質疑応答を受けます。ヘタな会社の会議より大変です。
1年前のこの時期はまさにボクたちも制作の佳境にあり、学年幹事会をマイルストーンにしながら昼も夜もない日々を過ごしましたが、ひとつ下の学年がその状態です。今年はボクたちはお役御免でして、やっと気楽に報告を受ける立場になりました。
彼らの努力も素晴らしいもので、とても良い会になりそうで楽しみです。
で、「ちょいと新刊本の宣伝」というのは、今年は高校野球100年という記念の年でして、夏の甲子園では、第1回の全国大会出場校(当時は旧制中学なので、それを引き継いだ新制高校)が当時のユニフォームで入場行進をしたり、12月に第1回の全国大会のカードによるOBの交流試合があったり、何かと賑やかな企画が予定されているます。そんな中、野球史研究家の森岡浩さんが「高校野球100年史」を上梓されることになり、ボクが装丁を担当させていただきまして。で、ボクの出身高校というのは、この第1回に出場した10校のひとつということもあり、この本の中でも度々登場するのです。こういう本をボクが担当させていただけたのも何かの縁ですから、OBOGの皆様にご紹介しなければということもあり、カバーの校正刷を別の本に巻いて(実際の本はただいま誠意印刷中です!)大々的に宣伝してまいりました。そういうことを抜きにしてもこの本、相当面白いですよ。刊行された暁には是非是非お手にとってみてくださいね。

高校野球100年史

高校野球100年史