苦手

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ボクにとって一番苦手なのはトロンボーンの演奏なのです(本当の一番はクルマの運転なんだけどここ10年ハンドルすら握ってないので除外)。ちぃとも上手くならん。
まず35年くらい吹いてるけどマトモな音が1振動たりとも出ない。あらゆる師匠筋から「才能無し」と太鼓判を押され、冷静に他人目線で考えても異論ナシなのに(第二の俺が実体化したら「いい加減ヤメろ!」って怒り出すレベル)、唇も腕も脳もバラバラで演奏中は辛くて堪らないのに、その上仲間と合わせるのも下手糞で迷惑しかかけてないのに、そして、こんな事書くと各方面から失望されるかもしれないけど「トロンボーン吹いてて良かった」と思えたことは一度もないのに・・・止められない。
つまるところ音楽とトロンボーンを吹くのが好きなのである。
幸い、好きかどうかは別として得意なデザインやイラストを生業にして何とか食ってはいける。得意な事はハッタリも効かせられるので、正直テンションが上がらない案件でも三塁打を打つくらいの仕事は出来る。
ところがトロンボーンは好きだけど超苦手なので全くハッタリが効かない。もしトロンボーンで食っていかなくてはならぬとしたら1小節も演奏しないうちに死んでしまうであろう。
なので先日は再来週末のコンサートに備えてemixに猛特訓を受けている次第。
仕事部屋は元々グランドピアノが置いてあった所なので音楽の練習には向いている。しかも先日は外はまだ風も強かったし、シャッターと二重窓も閉めてしまえば、相当防音になる。
だからといって外に聴こえないだけで下手さは変わらないのだ。mittenは呆れてとうとう寝てしまいましたよ。