高校野球

久々に出身高校の野球試合を観ながら仕事してる。随分前に同窓会の幹事学年を務めた時に調べて知ったことなんだけど、オリジナルだと教わって演奏していた応援歌の多くが(第二次大)戦前・戦後の大学野球の応援歌の替え歌だったり、戦前の校歌(戦後に共学になって校歌が新たに制定された。ちなみに作曲は芥川也寸志さん)が「校友会の歌」として応援に相変わらず使われ続けていたり、かつて古豪と呼ばれた旧制中学らしいレガシーだなと逆に興味深い。
そんな中でも『前前前世』や『アフリカン・シンフォニー』なんかも流れてきている。ところで僕は「おぅおーー、おぉおーおぉおーおぉおーー(プゥ〜ワァ〜〜ン)♪」って歌う野球応援バージョンがマッコイのオリジナルにも近くて好きだ、いや、オリジナルよりもジャングル大帝な感じで好きだ(吹奏楽のオリジナル曲じゃないのよ)。
それともう一つ。野球応援で太鼓や手拍子の『ドン・ドン・ドンドンドン・』ってリズム、これ自体が吹奏楽の原初の一つであるメフテルなどに代表されるトルコマーチのリズムで、時代と地域を超えて人々の生活に溶け込んでいることに感動する(とはいえ、過度な大音響の吹奏楽応援はプロアマ問わず試合の邪魔じゃない?って思ってる派です)。