その答えは

otoshimono2006-03-01

会社に帰りました。emixに着替えを持って来てと頼んだら、スーツケースに入れて来た。中には先の取材のときに入ってた旅行用品が。「日本にいたって、これじゃ海外出張と同じ」ってことすかね〜ははは(涙)。
ところで、今日は東京佼成ウインドオーケストラの定期だったわけですが、すんごかったよ(スゴいとしか最近書いてないな)。
「カルミナブラーナ」はそうそう聴く機会が持てる音楽ではありません。何しろ巨大な楽曲ですから。それはフルオケ版だろうがバンド版だろうが関係ないわけです。
ライブならではのキズは多少ありましたが、それはそれは感動的な音楽でした。キズと言っても攻めたが故のキズなのでこの際は問題がないのです。スガワさん曰く「破綻したっていい」です。楽譜としてはミストーンでも、そこに音楽があればノープロブレムです。
その須川さんもブログで書いてますが、今回はボストックが常任指揮者としての最後の定期演奏会でした。ボクは彼の就任記念演奏会から正式にフライヤなどを担当することになったのですから、ボストックに育ててもらったようなものです。実際彼とはフライヤのみならず、CDのジャケットにいたるまで、あるときは直接FAXが送られて来たり、あるときは間接的に編集者を通じて、実にたくさんのアイデアを頂きました。
そして今日のトップの画像は、その最新。The Best of British, Vol. 3『ガウディウム』(KOCD-8013/4月26日発売予定)です。やっと今日編集から公開OKを頂きました。このシリーズも「ジャケットはイギリスの風景がいいなぁ」という最初のアイデアはボストックのものでした。ボクが茶目っ気で、バックカードに犬と散歩するボストックをラッチー(リンク集のYenpitsu Diaryの人だよ!)に描いてもらったら、ボストックはとても喜んじゃって、以来、シリーズ3つとも裏には散歩するボストックがバックカードに描かれてます。ラッチーは犬雑誌にもたくさんイラストを描いている超ベテラン犬絵師。一作目はミニチュア・ダックスのスムース。二作目はワイアード・ダックス、そして三作目は! 買ってのお楽しみです。ダックスではありません。種類を当てた人は結構犬好きでしょうね。
と言ってもこれでボストックとお別れというわけではありません。ドイツの湖畔に住み神道を信仰するイギリス人のボストックは、これからもボクたちに色んなところで素敵な音楽を聴かせてくれると思います。
まずは今日の演奏ブラボー、そしておつかれさまでした。