パイパース


今月からパイパースを定期購読することにした。ボクを知ってる人には意外かもしれない。とっくの前から定期購読してそうでしょ。今まで何回もそうしようと思ってたんだけど何回も挫折(?)していた。っていうか定期購読の申し込みをしに郵便局に行くのがなんとなく面倒くさいというそれだけの理由。でも今回実現したのは、とある広告データをパイパース編集部に郵送するため、参考にホームページを見ていたら「ネットで定期購読」っていう項目があったからです。インターネット恐るべし。
子供の頃から憧れの雑誌だった。持ってるだけで「通」の気分を味わえる。なんか楽器もうまくなった気がする。大学の頃まではステイタスで読んでいた気がします。
でも実際この雑誌は良い。よく練られているし、視点がハッキリしている。広告主に媚びた「イエス・マガジン*1」が多い昨今、時にはバッサリとクライアントさえ斬ってみせるスタンスは心地よい。逆にそのスタイルがこの雑誌への信頼感をクライアントから勝ち取っている。実際パイパースに悪く書かれるとへこむけど、うなずける事が多い。今月はCDレビュー*2で「ガウディウム(KOCD-8013)」について書かれていた。ウレシイ評価半分、キビシイ評価半分。デザインに関して評価される雑誌ではないですが、制作に関わった者としてやはり一喜一憂してしまいます。

*1:多分ボクが作った造語。クライアントや社会を盛り上げる事ばかり書いて、時には矛盾もあるのにヘッチャラな内容の無い雑誌

*2:木幡一誠さん担当