16年。

今年のフライヤ

埼玉大学吹奏楽部のサマーコンサートへ出かける。今年で32回目。よく考えてみたらボク、大学へ入学した16回のサマ・コンから演奏会のフライヤを手掛けているので(間1回だけemixが担当した年がある)、足掛け16年もせっせと作り続けています。「サマ・コンの半分はotoshimonoで出来ています」って、どっかの頭痛薬のCMみたいだな。
兎に角イラストばっかり描いてる変な学生指揮者でした。でも、こういうのをセコセコと作っているのを見た当時の常任指揮者・近藤久敦さんが、バンドピープル*1の編集部に紹介してくれたのが今の仕事を始めるキッカケだったんだから、ある意味ボクの原点でもあるわけです。
自分のことはよいとして、最近の埼玉大学の演奏会はお客さんの数が随分増えました。現在の常任指揮者・小峰章裕くんの中高生などからの絶大な人気、部の地域に根ざした地道な活動、などがしっかり効果を出しているのでしょう。よいことだと思います。
あと感じるのは、最近の学生(部員)は垢抜けてて人懐っこく、話してて楽しいです。気遣いがちゃんとできる子も増えましたね。昔は偏屈で気難しかったり、内輪だけで盛り上がっちゃったりで、OB・OGにとっては何となく付き合いづらい感じでした。自分たちもそうだったのかなぁ。これもよいことだと思いますよ。打ち上げもチャッカリお邪魔しましたが、楽しく過ごせました。ありがとね。
そんで、演奏の方はどうだったかというと・・・フフフ、ボクはその点キビシいデス。詳しく聞きたい関係者は直接連絡クダサイ。簡潔に述べるなら、良くも悪くも16年間あまり変ワリマセーン。

*1:吹奏楽専門誌。1999年3月休刊。そのスピリットは吹奏楽マガジン Band Powerに受け継がれている。