小夜曲

仕事から帰ったらwakakoがmittenに会いに来ていた。mittenとwakakoは最近なんだか仲良しだ。mittenはemixからオヤツをもらったらしく、フガフガがっついている。
彼女はoboe吹きなので、話題は自然とoboeがらみになる。リード*1の話から「くろきん*2」の話〜アンサンブルコンテストの話から大規模木管アンサンブルの話になった。
ボクはトロンボーン吹きだけど、木管アンサンブル、とりわけ「13管楽器モノ*3」が大好きだ。それからゴソゴソと楽譜と音源を持ち出してきてあれこれ聴いた。
「春合宿で出来るものも、あるカナ・・・」とwakakoがいうので、週末までいくつか音と譜面を貸すことにした。学生よ、どんどん挑戦しなさい。
mittenがウロウロ周りを回遊する中、夜更けの音楽鑑賞は続いた。こんな日もある。

ドヴォルザーク : 弦楽セレナーデホ長調

ドヴォルザーク : 弦楽セレナーデホ長調

表題は「弦楽セレナーデ」だけど、2曲めに「管楽セレナーデ」が入ってます。ドヴォルザークの土臭い感じがよく出ててgood。実は昔、プロデュースをして仲間に全楽章演奏してもらった事があります。皆さん、難しいのにボクのワガママに付き合ってくれて本当にありがとうね。

*1:歌口のこと。oboeの歌口は2枚リードといって、草笛のような構造をしている。

*2:マンガ「のだめカンタービレ」に登場する黒木君というoboe奏者のこと

*3:モーツァルト「グラン・パルティータ(セレナード第10番変ロ長調K.361)」から連綿と続く、ハルモニー(ob2、cl2、fg2、hrn2が標準編成)の拡大版編成の木管アンサンブル。その後、多くの作曲家によってトリビュート作品が生まれている