みんなのおしろ

お城お莫迦なワタクシが、先週の感動に浸りつつ、心を込めてぇぇ歌います。
それでは行きましょう!
 
『杜の城恋唄』 作詞:otoshimono/作曲:emix
 
おうおう おうおう へへいへ〜い
外堀替わりの広瀬川〜 いざというときゃ橋落とせ〜*1
兵糧攻めなぞ何のその〜 天下取ったれ伊達男〜
おうおう おうおう へへいへ〜い
(ジャンジャンじゃらじゃらジャンジャンじゃらじゃら)
 
博物館建つ三の丸〜 仙台胴*2が拝めるぜ〜
変わってるけど合理的〜 導入決めたぜ伊達男〜
おうおう おうおう へへいへ〜い
(ジャンジャンじゃらじゃらジャンジャンじゃらじゃら)
 
切り込みハギ*3の本丸〜 見事な石工の技あり〜
天下目指したこの場所〜 街を見下ろす伊達男*4
おうおう おうおう へへいへ〜い
(ジャンジャンじゃらじゃらジャンジャンじゃらじゃら)
 
誰が言ったか知らないが〜
「何もない」とは失礼な〜
ツワモノどものユメ続く〜
仙台城は〜夢の杜〜
(ジャンジャンじゃらじゃらジャンジャンじゃらじゃら)
 
街を見下ろす伊達男〜
技術導入伊達男〜
天下取ったれ伊達男〜
おうおう おうおう(ダン!ダン!)伊達男〜
 
ありがとう! アリガトゥ〜〜!! センキュウゥッ!
(ワーワーワーァァァァ・・・←歓声、フェイドアウト)

*1:岩国城などが錦川で同じプランを採用している。山を川が回り込む地形の場合とても有利。水の手の心配もあまりない。

*2:甲冑の胴部分。西洋甲冑の研究がなされた戦国時代において、通常は前後二枚の板で構成される「二枚胴」「仏胴」「南蛮胴」が主流だったが、伊達は前後左右の鉄板を独立させ、蝶番で開閉し脱着可能な「五枚胴」を採用。これが以降「仙台胴」と呼ばれる。

*3:石垣の組み方の形式。自然石をそのまま積み上げる「野面積」、隣り合う面を多少加工して合石を組上げる「打ち込みハギ」に対して、最初から整形した切石を計画的に組上げるのが「切り込みハギ」。江戸時代初期にその技術は最高域に達する。現在の仙台城の石垣は1683年完成。実はこの裏に1602年完成の野面積の第一期石垣、1616年完成の打ち込みハギの第二期石垣が埋まっていた事が1997年からの発掘調査で発見された。天下普請ではないので石は小粒であるが、その整然とした工法は見事としか言いようがない。天下普請以外でのこのレベルの切り込みハギは、首里をはじめとする沖縄の城(グシク)群でしかボクは見た事がない。

*4:あの有名な銅像は本丸の見晴らしのよいところにあります。