チャイナのサムライ

otoshimono2007-04-20

夕刻madokaさんと会社を発ってみなとみらいへ。東京佼成ウインドオーケストラの定期演奏会です。会場でemixと合流。今日はアメリカの作家の新旧の名曲と昨年のTKWO作曲コンクールの最優秀作品、あと今年の吹奏楽コンクールの課題曲を聴くプログラムでした。全体にキレの良い快演で齊藤一郎さんの指揮が冴え渡ってました*1。特にヒルの「宇宙組曲」とニクソンの「太平洋の祭り」は素晴らしかった。60〜80年代の吹奏楽作品というのは思想的・芸術的観点から言ってもレヴェルが高いものが多く、一般的な芸術作品として再評価する必要があるのではないかと思いました*2。などとブツブツ難しい事はさておき・・・
終演後、3人で横浜中華街に繰り出しました!っても22時回ってたし、殆ど店が閉まっとるヤンケ。けれど、そこはディープスポット・チャイナタウン。「探せば結構あるよ、深くまでやってるトコロ」と神奈川モンのmadokaさんが言うんだから間違いない。確かに大きめな通りからちょっと入ると旧き良き横丁がここかしこにありまして、家庭料理などを深夜まで扱うところがあります。そんな店の一つに入りました。なんてところだっけ。名前忘れた。
まぁ、その店は2階に食べるところがあるんですが、狭い路地なので窓の向こうは向かいの店の看板が迫ってます。上の写真はそれなんです。最初は何となく強面のエキゾチックなサムライが気になっていたのですが、やがて3人の疑問は彼の足元に描かれたモノに向かいました。
イヌ? ライオン? いずれにしても鶴や松や富士山と一緒に描かれるモチーフとしてはとっても不自然。おまけに気が弱そうだし、でもシッポ立ててたり・・・ムムム、摩訶不思議なニッポンの風景をチャイナタウンに見ました。

*1:終演後のサイン会では全身紅い花柄のシャツとパンツ! 衣装も冴え渡っております。

*2:全てではありませんよ、それにアルフレッド・リードなどの「スクールバンド作品として良いもの」とも全く別の話。