師事

つい先日*1、ブラスバンド講習会でブラスバンド体験をした訳ですが、テナーホーン奏者のオーウェン・ファー氏がレッスンをしてくださるというのでまたまた府中の森芸術劇場へ。
平日にも関わらず、集まったのは8名のテナーホーン吹き。何と言っても日本には専門のテナーホーン奏者がいない。本場イギリスからやってきたオーウェン氏から直々にレッスンが受けられるなんて、そうそうある機会ではないので、皆目を輝かせておりました。
私はとりあえず日本の高校卒業程度の英語力はあるので、なんとかオーウェンの話は聞き取れましたよ。ま、そんなに難しい話はしていなかったし、オーウェンも丁寧に説明してくれたし。約3時間のレッスンで、オーウェンはテナーホーンを吹くにあたっての大事なコトを話してくれました。
よく、プロの奏者に「高い音が楽に出せるようになるにはどうしたらいいですか」とか、「早いパッセージはどうやって吹けるようになるのですか」とか質問するヒトがいる。私も子どもの頃は疑問に思ったし、すっごく知りたいコトでした。でも、それって「練習する」以外答えはないのですよ。
もちろん、オーウェンも最後は「Practice」の言葉で締めくくっていました。そのための良い呼吸法やエチュードを紹介してくれましたが、あとは自分自身が「練習」しなければ出来るようにはならない。
・・・当たり前ですね。ナントカは一日にして成らず、デスよ。

*1:id:otoshimono:20070602