farewell!!


ドデカコルドンなどのバンドでもご活躍の木管楽器奏者・作編曲家の武田和大さんが主宰されている「楽器 for Kids」からの「福島の被災地でトロンボーンが2本必要」とのtwitter要請に呼応いたしまして、otoshimono家からトロンボーン2本が旅立つことになりました。一本は高校入学のお祝いに伯母が買ってくれたYSL 8420G(テナーバス)と、大学卒業後に後輩から購入したYBL 8130G(バス)です。どちらも思い出深い楽器です。
テナーバスは初めて買ってもらった楽器です。楽器買ってもらうために受験勉強頑張ったといっても良いくらい。しかし実際はバストロンボーンを担当することが多く事実上は4年も吹いておらず、知人に貸していた時間のが長いくらいです。あんなにネダって買ってもらって、あまり吹いていないのは伯母には大変少し申し訳ないのですが、しかし高校や大学の入学時など、要所要所ではこの楽器なくして音楽を続ける事は不可能でした。
もう1本のバストロンボーンは、大学の備品で使用していた物と同モデルで、こちらも初めて手にいれた個人所有のバストロンボーン。数々の演奏会で長年愛用していましたが、現在は別のモデルをメインに使用しております(実は今年行くはずだったハワイ公演にはこの楽器で渡航する予定でした)。
現在は2本とも楽器庫の肥になるばかりなので、この際、困難な状況の中にあっても音楽を続けたいという方にお譲りすることにしたのです。まだまだ十分使える楽器たちです。新たなオーナーさんと楽しく過ごす日々を願っています。
イヌはお見送りです。基本的に楽器はピカピカ光るの大っ嫌いです。