みんな見た目より苦労しているのだ。

ボスとそんな話をした。
だから察してあげましょうといった感情論でなく。
だからキミの苦労なんて大したこたぁナイよ、なんて有りふれたパワハラでもなく。
 
「業務としての役割上の序列」「仕事上の個人技量」「仲間の信頼関係」がピタリと一致し続ける組織なんて、きっと皆無だ。さらに組織の負担と個人の負担を分けて考えることは本当に難しい。誰かが何処かで帳尻を合わせている。勿論これらの多くは個人の評価として表には出て来ない。
だから見た目順調な組織は、システムのおかげでストレスなく進んでいる様に思われる。
逆に上手くいかない組織は誰か特定の犯人探しをされる。
多くの場合、それは逆なのだ。上手く行っている時は個人を労い、上手く行ってないときはシステムを疑うべきなのに、その認識のズレが個人の苦労を生む。
だから、みんな、見た目より苦労している。
 
だから、こういったズレを解決しながら進まないと、会社組織ってのはダメんなるよね、と話をした次第。