結果的に最近の仕事

坂本龍馬事典―虚構と真実

坂本龍馬事典―虚構と真実

実は2008年NHK大河ドラマ「篤姫」に間に合わせるように(玉木宏さんが龍馬役)2007年から執筆が始まったのですが、歴史資料に忠実に龍馬の人物像を浮き上がらせるのがテーマだったため、より内容をしっかりさせるために著者の加来耕三さんが慎重に手を入れていたら思ったより時間がかかってしまい、結果的に2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」前の出版になったという神懸かりな運命の書。
なので装丁は約2年前に出来あがっていたにもかかわらず、印刷所入れしたのがこの夏という脅威の書。
劇的な幕末ロマンティックヒーローとしてではない、リアルな異端児の姿を見て頂きたい。