上手くなりたければ

ここ１・２年で漫画家やノベル＆ゲーム作家やデスクトップ・ミュージシャンをめざす方々や同人を愉しんでいらっしゃる方々向けの書籍の装丁をさせていただく機会が増えています。
PCやインターネットの発達でこのジャンルの技術的な革新はボクが子供だった80〜90年代前半とは比べ物にならないくらいレベルになりましたが、基本的な「手を動かして書く・描く」ところは全く同じです。しかも大量に。ボクはこの仕事に就く前に先輩イラストレーターさんに「プロになりたければ２年で300点はイラスト描け」と言われました（実際、プロの世界ではそんなペースでも甘っちょろいです）。
でも書きっぱなし・描きっぱなしは駄目で、常にトライ＆エラーから検証し、フィードバックを繰り返さなければなりません。
これらの本が、そういう力を磨く一助となれば、と思って装丁させて頂きました。