バーバー


ioriくんに誘われて広上淳一さん&東フィルの第785回サントリー定期シリーズへ。オールアメリカプログラム。サミュエル・バーバーのヴァイオリン協奏曲はことさら素晴らしかった(ソリストは渡辺玲子さん)。ボクは今までバーバーについて、こんなにロマンティクなイメージを持っていなかっただけに感激です。ヴィルトゥオーソ的で無窮動な終楽章もオケとのアンサンブルもぴったりで良かったんだけど、叙情的な二楽章がそりゃもう鳥肌ものでした。また耳が肥えてしまいましたな。
金管吹きにとっては「市民のためのファンファーレ」も貴重な演奏でした。
それにしても広上さんのうなり声と大胆な指揮は、なんか惹き込まれますなぁ。

第785回サントリー定期シリーズ
2010年4月16日[金曜日] 19:00開演(18:30開場)
サントリーホール 大ホール
指揮 : 広上 淳一
ヴァイオリン : 渡辺 玲子
メゾ・ソプラノ : 富岡 明子
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団
 
コープランド / 市民のためのファンファーレ
コープランド / エル・サロン・メヒコ
バーバー / ヴァイオリン協奏曲 作品14
バーンスタイン / 交響曲第1番「エレミヤ」
 
公演の様子はここから見られます。