人工知能が音楽を創る

 

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AIは作曲家を脅かす存在に成り得るのか ── 1980年代からその命題に取り組んできた作曲家・情報科学者・作家のデイヴィッド・コープの著書《Computer Models of Musical Creativity》が、遂に邦訳版『人工知能が音楽を創る ─ 創造性のコンピュータモデル』として出版されます。
ブックデザインの依頼を頂いてから実に足掛け2年。音楽書であり理工学書であり社会科学書であるこの本を、どのように見せ・読ませるのか、原著の特色を活かしながら、邦訳としてどう読者を導くかを考えながら装丁から本文までデザインさせていただきました。
音楽とは・創造性とは・情報とは・知覚とは・・・・人間という存在そのものへの問いかけでもある思索の旅。
作曲家の皆様は勿論、音楽や芸術の未来、情報工学に興味のある方是非ともご一読ください。
バーチャル・ベートーヴェンの作曲による《交響曲第10番 第2楽章》のスコア、譜例やコープ氏の作例へのアクセス方法なども付録されていますので、ぜひ。

 

人工知能が音楽を創る

人工知能が音楽を創る

  • 作者: デイヴィッド・コープ,平田圭二,今井慎太郎,大村英史,東条敏
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 2019/06/25
  • メディア: 単行本
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